エマオ塾へようこそ!
エマオ塾は、2024年春に開校した学習塾です。これまで3月末に一週間の春季講習会と7月半ばから一か月の夏季講習会を開催しました。
1.これまでの取り組み
二回の講習会に参加した塾生たちは皆遠方から来られ、一週間から三週間滞在されました。年齢もエマオ塾へ来た動機も色々です。中には一時「ゲーム依存」と言われて悩んできた男子、「不登校」気味であった男子、生まれつきのハンディキャップのある社会人男性も含まれています。どうすればこのように異なる個性を持つ塾生達を生かし、彼らの願いを実現できるでしょうか。
2.余市恵泉塾での実体験
私達夫婦は、2011年から約5年間余市恵泉塾で暮らしつつ、教育に関連する三つの経験をしました。それは(1)姫路の学習塾インマヌエル学院の講師(2)恵泉インターナショナルの留学生事業(3)中国人日本語学校生徒たちの修学旅行です。そして私たちは生徒たちに
(1)色んな能力や個性を発揮してもらい、
(2)学力向上よりもまず友達作りを促し、
(3)ゲームや漫画より大自然を相手に遊ぶ方が楽しいことを知ってもらう、
ことが学ぶ意欲に繋がると教えられたのです。
3.全人教育への挑戦
「塾生を一人の人間として、愛し合う共同生活に迎え入れ、その生活の中で引き出される能力を伸ばし、彼の願いをかなえる。そして塾生同士が仲良くなるお手伝いをする。」
この到達目標は、先に挙げた三つ貴重な体験を踏まえて定めました。私たちは、この目標に到達することで塾生の人間性を調和的、全面的に発達させることができると信じており、その意味で「全人教育」という言葉を使っています。
4.奇跡の起きる学習塾
私たち講師陣は、自己犠牲を厭わず持てる一切の力を使って塾生たちを「生かそう」とし、また塾生同士が友情で結ばれるように努力します。すると神が働いて下さり、発見や感動、そして努力の限界を遥かに超えた鮮やかな奇跡を体験させてもらえるのです。
このような体験は、エマオ塾という非日常の一時に留まらず、帰宅後の日常生活を根底から作り変えて継続させる強い影響力を持っています。
冒頭に挙げた「ゲーム依存」と言われていた男子は今、規則正しい真面目な生活をし、「不登校」気味と言われていた男子は、休まず登校し受験勉強に意欲的に取り組んでいます。またハンディキャップを負った男性は、働きながらエマオ塾で始めた勉強を今も継続しています。これらは皆、エマオ塾の講習会以来始まったことです。
このようにエマオ塾では、塾生の生活そのものが改善することで帰宅後も学習意欲が衰えず、さらにその効果が継続すると分かりました。これからも、さらなる新たな塾生をお迎えしたいと心から願っています。
ご関心をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。