春期講習会を開催しました。

去る2024年3月28~31日の4日間エマオ塾浜ノ宮教室にて、合宿型の春期講習会が行われました。

講師3名に加え、子ども3名、大人3名の計6名の方が参加されました。

春期講習会開催まで

エマオ塾講師陣は、三月末に開催する春期講習会のために、二月半ば以降参加希望の小、中学生達とその保護者達との事前面談を行ない具体的な必要を聞かせてもらいました。

すると生徒達は「美しい自然や生き物を楽しみたい」、保護者達は「学ぶ楽しさを知ってほしい。共同生活で人に役立つ体験をしてほしい」と、期待していることが分かりました。

「留学」は本来、日本を飛び出して海外に腰を落ち着けて文化や言語、専門知識を学ぶ事を指します。熊野は、留学に匹敵するような新しい体験を提供できる魅力的なところです。

エマオ塾講師陣は、こうした地の利を生かして「今までとは違う新しい体験をし、常識を超えた新しい視点でものを考え、学ぶ意欲を掻き立ててほしい」と期待していました。

しかし熊野まではなかなかの長旅です。そこで参加者が熊野までやってくる旅程にもきめ細かく配慮して、プログラムの内容、日程の調整や送迎方法など、精一杯一人一人にふさわしい対応をしました。

その結果、参加者全員の期待に応え、成果の上がった春期講習会のプログラムとなったのです。

講習会のプログラム

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実際の講習会の様子

本州最南端 潮岬
南紀熊野ジオパークセンターにてパズル解き
ダヴィンチの橋
お箸アート親子
操先生とY先生と楽しく英語を学ぶ
夏山海岸へ
海の生き物たち
波と淡いひこうき雲
竹と筍を求めて成川の山へ
畑で野菜の収穫
お料理上手のYさん
仲良しシスターズ
晴れの日に流しそうめん
桜と白トラックと
亀との思い出
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参加者の声

いちばん興味深かったのは、砂地に水を流してみて、流れる方向と、砂の積み重なる場所とが、時間の経過とともに変わっていく、ということが模型の実演を自分の目で見てわかったことです

中三母、ジオパークセンターでの感想

初めて会った人がいて、はじめは仲良くなれるか不安だったけど、一緒にトランプをしたり、たくさん話せて嬉しかったです 畑やみんなでご飯作りなど、普段体験できないことを毎日できて、本当に楽しかったです

高一

海が近くにあり涼しく感じた。海まで歩いて行けて楽しく、海水が冷たかった。外を散歩しているとトンビがたくさん飛んでいた。海水の塩の匂いがすごくした 居心地がよかった。

中三

エマオ塾では、英語の時間を通して他国の文化を知ったり、数学の計算を使って身の周りや宇宙のことをより深く理解できることを知ったり、いろいろなことがつながって学びを深め魅力あるものになるその楽しさを私自身体験させていただきました

小六母

海の生物をつかまえる時、海の中に落ちたのがとても面白かったです 熊野に来て、竹を切ったり、畑の野菜を収穫したのが楽しかったです

小六

スコッチエッグ作りでは、昨日の英語教室で習った英語で会話し、 Yさんと操さんの英語発音に感動。とにかく、楽しい!仕事や作業が楽しいのは、共同生活の醍醐味ですね 愛餐の流しそうめんやスコッチエッグ、持ち寄りのおかずやご飯も美味しく、(…)普段食べている食卓とは全く違うな、と思いました

Y.A.

春期講習会を開催しました。」への1件のフィードバック

  1. 永山操 返信

    元中学校校長のT様は、家庭集会を主催され、また経歴を生かして教育相談にも応じておられます。
     この度春期講習会に参加されたYさん母子の変化に注目し、コメントを寄せてくださいました。
    「熊野の素晴らしい実践、エマオ塾の働きを我が家の家庭集会や相談に来られる方に紹介していきたいと思います。また、お話しがありましたら、相談させていただきます。」 
     T様の家庭集会では、4月27日(土)に「大宮人生論セミナー」(10:00〜13:30)が開催され、講話者である水谷幹夫先生に「不登校と引きこもり」に関してご指導頂きます。
     「教育相談で共に悩む」教育者、保護者と生徒方々にとって、エマオ塾は一つの「悩みの重荷を降ろす」実践現場となるでしょう。

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