ホタル観察会に行ってきました

先週の土曜日(5月18日)、紀宝町の蛍を見る会に行ってきました。参加者は夕方6時半に鵜殿図書館に集まり、まずは「ほたるを守る会」の先生のお話を聴きました。知らなかったことがいっぱいの、面白いお話でした:

 「よく光る蛍は日本では3種、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル。紀宝町には全部いる。日本の蛍は50種くらい。今日見るのはゲンジボタル。今の時間、オスだけが飛ぶ。メスは夜10時から11時頃に飛んで12時頃光る。光る蛍は十数種。幼虫は皆な光る。陸上で一生の蛍が多く、源平だけが水辺で過ごす。…」などなど

 暗くなったのでいよいよ蛍の生息地へ。図書館の周りに広がる田んぼの用水路です。着いたらさっそく蛍たちがお出迎え。ふわふわと飛びまわり、ゆったりと点滅していました。子供達の歓声が上がります。蛍たちはのんびりしていて、人に捕まっても急いで逃げようともせず、手の上で同じリズムで点滅しています。中には飛んで来て人の肩やお尻にとまるものもいて、まぢかにじっくり観ることができました。

 「あ、これメスだ。メスが光ってる。先生に見てもらおう!」男の子の大きな声。先生の所へ駆け寄ります。渡された蛍を見て先生も大興奮。「ほんとだ、メスだ、大発見。こんなに早くから光るなんて!」「どれどれ?見せて見せて」と人垣ができました。

 やっぱり、現地で現物を見るといいなあ、つくづくそう思った観察会でした。

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