熊野の不耕起栽培(実践編②畝作り)


私は水口文夫著「家庭菜園の不耕起栽培」を参考にしています。

1.サイズ

 畝の基本サイズは幅120センチ、通路30センチの畝で、この形をなるべく崩さず使い続けます。石ころは取り除き、作物によっては苗の植え付け前に腐葉土、堆肥、籾がらや籾がらくん炭を土中にすき込んで、有機物を補っていきます。
 水口文夫著 「家庭菜園のコツのコツ」では、野菜別に畝の立て方が出ていますので、こちらも参考にしています。

2.酸性度


 畝の土の酸性度は必ず計ります。6.0未満の場合苦土石灰を混ぜて6.0〜7.0になるようにします。酸性度を1上げるのに1平方メートル当たり100グラムを目安としています。
 しかし畝にアルカリ性の炭や灰を入れると中和されるので、野菜を作り続けるうちに苦土石灰の使う量はどんどん減っていきます。

3.根回り堆肥

 水口文夫著「家庭菜園の不耕起栽培」では、苗の植え付け時に「根回り」に堆肥を入れる「根回り堆肥」を使います。

4.簡易堆肥と枯れ草マルチ

オクラの畝に枯れ草を載せる

「実践編①土作り」にも書きましたが、作物を収穫した後の残渣(ざんさ)は、基本的に元植っていた辺りで枯らせます。枯れたら、畝の上に敷いてマルチにして土へ返します。

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