夏季講習会を開催しました

【2025

今年も2025/07/26㈯~2025/08/21㈭の約一か月、北海道からエマオ塾にお客様がお越しくださいました。

夏休みの貴重なお時間を割いて大阪、熊野、丹波と巡り、他にはない体験を味わえたことでしょう!

お名前どこから来てくれたか期間訪れた場所やおこなったこと
N.O.さん北海道7/26~8/21数学勉強、すさみえびとかにの水族館、那智ビーチ、那智の滝、そ青岸渡寺、阿弥陀寺、南紀熊野ジオパーセンターくじらの博物館、丹波セミナー
M.I.さん北海道8/13~8/16試験勉強、大阪市立科学館、ケーキづくり
O親子(母:Rさん、娘:Aさん、Hさん)京都8/17~8/18主日礼拝、クラブチーム練習
T親子(父:Mさん、母:Yさん、娘:Yさん)丹波8/19草木染め、おはなし会

写真で振り返る

すさみのえびとかにの水族館
カブトガニ可愛い!
那智の滝
門越えると延命の水!
那智の浜で
圧巻!セミクジラ
捕鯨の学び
イルカの水槽トンネル
虫食い岩
潮岬
熊野の皆んなとお昼
早朝の畑仕事
スイーツ作りに挑戦
仕上げは慎重に
夕べのほっとタイム
大阪の皆んなと愛餐会
草木染め
丹波のTさん一家と
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那智の浜花火大会

参加された方のご感想

M.I.さんのご感想

今回のエマオ塾の感想は非常に充実した体験をすることができました。特に2日目には、大阪市立科学館でプラネタリウムを楽しみました。16時から忠さんと一緒に行き、白鳥座や鷲座、琴座を簡単に見つけることができたのが印象的でした。この体験を通じて、来年もエマオ塾で日本語検定の勉強を続けたいと考えています。毎回、特別な思い出ができることに感謝しています。

N.O.さんのご感想

エマオ塾へ行くきっかけ

「北大に入る為には、数学をどうにかしなきゃね。恵泉塾で数学と言えば、永山夫妻だよね」 「じゃあ、今年の夏休み、エマオ塾に行ったら良いのでは?」 

 今年の夏休み前に、両親にこんな言葉をかけられました。その言葉が、今回の夏休みに熊野エマオ塾に行くきっかけとなりました。

  数学を、少しでもマシにしたい。国英はいつもダントツで良いのに、数学はいつも私の足を引っ張っていた。昔から数学ができないのに、最近は難しい内容も増えて、一層気怠い気持ちが増した挙句、とうとう「数学アレルギー」になってしまった。 数学の問題とにらめっこして、30分以内に必ず寝落ち。数式を見た瞬間「これはできないな」と諦める自分。公式は暗記してもうろ覚え。  

 本音を言うと、数学に何一つ良い思い出はありませんでした。 そのうち、いつも楽しそうに数学の問題を解く友達を横目で眺め、数学の楽しさを全く理解できないままいつの間にか高校2年生になっていました。大学に行くためには、数学をどうにかしなければならない。それが先ほどの両親の提案に繋がったのです。 

 私も「数学を少しでも上達させたい」という気持ちがありましたので、父が早速永山夫妻に連絡しました。永山夫妻からは「のあさんを引き受けます」という趣旨の返答でした。 

 そうなったらもう準備して行く気満々でした。私は7月26日の午前に飛行機に乗り、早速大阪に向かいました。 

 

大阪会場:消えた数学アレルギー

 昼に関西空港に到着した時、操さんが空港で待ってくださって、私は「人の前ではしっかりしなくては」と思っていました。 しかし私の思いとは関係なく、朝はなかなか目覚めません。寝坊してしまった、もう信頼されなくなるのか?と無用な心配をしていました。操さんは「のあちゃんがぐっすり眠れてよかったわ」と嬉しそうに言ってくださって、私の不安は本当にちっぽけなものでした。大阪の仲間たちや安定している忠さんと操さんに囲まれ、来る前の不安はもはや吹き飛んでいました。 

 その中で数学の特訓が始まりました。最初はひたすら問題とにらめっこしていましたが、操さんや忠さんの手助けによって少しずつできる事が増えていきました。数学の面白さも教えられ、問題を解けた達成感も伴い、数学に取り組むのは苦しくないんだと、私の数学アレルギーはいつの間にか消えていました

 

浜の宮会場:充実した歴史の学びと共同生活

 安心してる中で、私たちは2週間弱大阪に滞在し、その後は熊野(浜の宮)に向かいました。熊野恵泉塾でYさんとAさんにも助けられ、私はみんなに助けられる幸せを実感しました。 

 熊野は歴史深い地域なので、永山夫妻と一緒にお寺や神社に行き、ジオパーク、鯨博物館にも行きました。これほど充実した夏休みは今回で初めてでした。数学の特訓が全てではなく、生活を共にすることも私を変えてゆく要素になりました。 

 来る前では想像できなかったことです。車での移動中も忠さんと良いお話ができたり、話すことはこんなにも楽しいことなのか!と心を動かされました。 持病の薬を飲み始めた頃、私は副作用で布団から起きられなくなったりしました。本当に迷惑をかけた…とまた無用な自責を始めていましたが、それをなんとも思わない永山夫妻の醸し出す空気に当てられ、そのうち安心して倒れました。愛の空気の中では全てが良しとされる、こう実感できました。 

 

丹波会場:神と愛に目覚めた丹波セミナー

 最後のクライマックスはやはり丹波セミナー「無者キリスト」でした。初めての丹波の宿で、普段会えないみんなと会えて非常にうれしかったです。私を丹波に連れてきた永山夫妻に感謝です…  

 その時はもう夏休みの終盤でした。北海道の、両親の元に帰らなければなりません。正直言って、私は「帰りたくない」という気持ちが大きかったです。愛のある、安定した環境の中で楽しく暮らしていたのに、なぜまた紛争のある環境に戻らなければいけないのか。私は帰ることに対してすごく不安と不信感を抱いていました。 

 無者キリストを学ぶ中で、私の心境は変化していきました。最後の講義が終わったあと、私は「あぁ、本州から神様を北海道に連れて行かなくちゃ」という使命感を感じました。永山夫妻と暮らしてみんなに助けられ、十分に受け取った愛を、今度は北海道に帰ってその愛を生かす事ができる、と思えるようになりました。妥協でも諦めでもなく、心からそう思ったのです。

 今年の夏休みに大阪や熊野に行った事は大正解でした。愛の中で、愛を実感でき、神様は全てを益に変えて下さりました。帰ったあと、両親も少し変化していて、私の帰りたくないという葛藤は全く無用でした。永山夫妻とともに暮らしたこの一カ月、心から楽しかった、と言えます。倒れたり、心境が変わったり、色々ありました。しかしそれは全て益になりました… 

 本当にありがとうございました。感謝しかありません。 

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